second press！デジパック 現G.A.T.E.S.でもドラムをプレイするShinji 氏（aka Samm）が、SABBAT〜SACRIFICEと渡り歩き、自身のルーツを完全体の音にするべく立ち上げたMETAL LUCIFER (仮)、そこからBLITZKRIEGの1stシングルからヒントを得たバンド名BURIED ALIVEとしライヴテープ1本リリース、そのHEAVY METAL街道を突き進みたどり着いたところがこのMAGNESIUMです。多様なスタイルがあるものの、時代と地域のせいで一つに集約される[N.W.O.B.H.M.]という言葉の魔力に真っ向から向き合って音にされたその一つ一つの楽曲の持つパワーに是非、触れてみてください。コンテンツは1994年の「BURIED ALIVE」demo tape 6曲、そのプロモバージョンのみに収録されていた"Rigby"、96年のデモからの2曲"Magnesium Lady"、"No Tell No Lies"、そして千葉のGORGONのメンバーを従えてプレイされた1997年6月14日、千葉LOOKでのライブ7曲となっています。 バンドタイトル曲"Magnesium"はGORGONの"Cold Hearted Woman"とイントロ部分が似ていて、さらにSPARTAN WARRIORの1stアルバム「STEEL N CHAINS」(Guardian Records)収録の"Breakin Sweat" に通じるところもあったりして、その類似性は即ち、このイギリスの80年代初頭のHeavy Metal に見出す感動を禁じ得ないポイントが皆似通っている事に起因すると思います。今の若いリスナーの間でもNew Wave of British Heavy Metalへの評価がウナギ登りであがっていますが、（コンピCDなどでも気軽に聞く事が出来る環境が揃った所が大きいかと）このCDでもってしても、その幻影に思いを馳せる事が出来る極上の作品です。"Magnesium"の歌詞をよく聴いてみてください。これこそ愛の塊です。素晴らしい。 オススメです！
