再入荷!!
遂に興奮しすぎて貧血で倒れるときが来た!待った甲斐ありの2016年サードアルバムの登場デス!!!!!!!!!!!!!! METAL-Xの強みは柔軟性である。正確に言えば、演者としてではなく、聴き手に柔軟性を持たせる術を持っていると言える。結成時より一貫して貫かれたそのサウンドスタイルは、謂わば「様式美」という何ともシンプルで使い勝手が良い単語で、度々カテゴライズされるが、それも良し、と言えるが、もっと奥深いところに、各メンバーの並々ならぬHEAVY METALへの愛情とマニアックな探求心が聴いて取れる。決して様式美シーンだけにとどまらない(留まってしまうところが、日本のシーンの良くも悪くもある特異性かもしれない)とてつもないポテンシャルを持っているのは一聴して明白。この何かが他と違うと感じさせるのが、先に述べた「柔軟性」と言えるのである。シンプルなバンド名、キュートなマスコット、そして各メンバーのルックスと驚異的なパフォーマンス(是非ライブ観てね!)、それをもってして、このキラーチューンの数々である。結成当時より全くぶれていない。昨年、UNHOLY GRAVE小松さん主宰の「GRIND FREAKS」に参加が決定したときは本当に驚いた。と、同時にさすが小松さん!と膝を打ったものである。トップバッターで出演したMETAL-Xは出だしこそ、強面な黒いオーディエンスである人達に睨まれていたようだったが、徐々に「かっこええやん」という声をあちこちで発せさせ、最後は無数の拳が天に向かって上げられた、とても印象的な光景を目にして、このイベントの凄さとMETAL-Xのすごさにめちゃくちゃ感動した!この後、METALUCIFERが出ることになって、Gezolucifer氏がゲストヴォーカルとして、舞台に呼んだのが、METAL-Xの土井氏だった。(曲は"Heavy Metal Highway Rider") そう、東海地方の重鎮がこぞってその実力と柔軟性を認める怪物。それがMETAL-Xであるのだ。そりゃRISING FORCEやDIO SABBATHのようなフレーズが聴けるかも知れませんが、それでもこの神通力はただの「様式美」ではありませんので、是非聴いてみて下さい!以前作を聴いて既にご存じの方方には、しょうもない長文失礼しました。 HAIL !!!!!! (S.A.MUSIC / Ax) ------------------------------------------------ METAL-X 渾身の3rd アルバム!! 『No Poser from Heavy Metal』 が、素晴らしい仕上がりとなっている。 前作より7年ぶり、ここ数年のライブで演奏していた新曲7曲を1枚にした作品。 ジャケットにはいつものマスコット2人に白熊・旭日鋼鉄とRagingFire(Esp)も使っていた監獄、そして虹を翔ける。 楽曲クレジットは、 1. Dream Chaser 2. Into The Asylum 3. Children of the New World 4. Silent Survivor 5. Spellbound 6. Wings of Steel 7. Sing with the Demon 目にすれば思わず手に取らざるを得ないアルバムタイトルに楽曲タイトルを見ただけで買いに走ってしまうインパクト。 内容もこれまで通り徹頭徹尾METAL-Xな作風であり、様式美を主軸にRISING FORCE, RAINBOWは勿論のことDIO, IRON MAIDEN等80s METALへのオマージュ満載なメロディックパワーメタル。 冒頭部ではMANOWARを思わず意識させる遊び心も。 彗星の如く現れ、衝撃の1stアルバム『Scream in Thunder』と名文句「Do you like Heavy Metal ?」で世に名を知らしめてから早10年以上が経っているものの、Vo.土井さんの歌唱は全く衰えることなく、持ち味でもあるハイトーンスクリームにはさらに磨きがかかってきていることに驚愕必至。 「Silent Suvivor」では、かつてグラハム井上総帥がイタコにより召喚させていたロブ・ハルフォードを憑依させたかのような超絶スクリームを炸裂させております。 個人的には1stアルバムを凌駕するのではないかと思える大傑作。 まさにHeavy Metal Never Die !! Heavy Metal Forever !!な一枚。 二攻樽西男!! (ロッ君)
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