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グランド・スラム (U.K.) / ヒット・ザ・グラウンド – リヴァイズド

国内盤 RBNCD-1400
CDボーナス1曲 + 日本盤ボーナス・トラック1曲収録

シン・リジィ解散後、フィル・ライノットがローレンス・アーチャーと組んだバンド、GRAND SLAMの1stがリマスター日本初発売！

GRAND SLAMはアイルランドの英雄として今や伝説となっているフィル・ライノット（THIN LIZZY）が1983年7月に結成した彼のソロ・ツアーバンドが前身となっている。初期にはジョン・サイクス(g)や、ブライアン・ダウニー(dr)といった当時のTHIN LIZZYのメンバーも参加していた。THIN LIZZYが1983年9月にフェアウェル・ツアーを終えた後もフィルが続けたのがこのGRAND SLAMだ。ラインナップはフィルの他、ローレンス・アーチャー(ex-STAMPEDE/g)、マーク・スタンウェイ(MAGNUM/key)、ロビー・ブレナン(dr)、ドイッシュ・ネーグル(g)の5人。1984年4月からライヴ活動を行うが、1986年1月にフィルが急逝する。

フィルの生前、既に一部のGRAND SLAMのオリジナル曲は世に出ており、「Nineteen」のシングルはフィルのリリースとしては生前最後となっている。「Military Man」はゲイリー・ムーアとフィルのユニットで、シングル「Out In The Fields」に収録されだ。「Dedication」は1991年にTHIN LIZZYのベスト盤に初めて収録されたが、レーベルがフィルとこの曲を書いたローレンスの承諾なく収録したため、物議を醸した（後に和解）。
ローレンスは1990年代にUFOに参加したり、しばらく映画業界に身を置いたりした後、2018年、オリジナル・メンバーのマーク・スタンウェイを誘ってフェスの為にバンドを再結成させた。それがきっかけでローレンスは、素晴らしいヴォーカリスト、マイク・ダイヤーを得た事も有り、他にデイヴ・ボイス(b)、ベンジー・リード(dr)にてデビューアルバムを制作。マークはメンバーにはならず、サポート・キーボードとしてアルバムに参加している。2019年、プロデューサーにマット・テリーを迎え、フィル、ローレンス、マークで書いた80年代当時の楽曲と新曲が収録された本アルバム『Hit The Ground』がリリースされた（日本盤は未発売）。今回このTHIN LIZZYとフィル・ライノットの精神を受け継ぐ唯一無二のバンド、GRAND SLAMの1stアルバムがリミックス、リマスター、ニュー・アートワークで遂に日本でリリースされる！
（レーベル・インフォ）

ライナー:歌詞・対訳付き
ローレンス・アーチャー(g) 他メンバーのコメントと対訳、掲載

1. Gone Are The Days
2. Nineteen
3. Hit The Ground
4. Military Man
5. Crazy
6. Dedication
7. Long Road
8. Sisters Of Mercy
9. Crime Rate
10. Grand Slam*(CD bonus)
11. Dedication (demo)** Bonus Track for Japan

GRAND SLAM : Line-up
Mike Dyer – vocals
Laurence Archer – guitars, backing vocals
Benjy Reid – drums, percussion
Dave Boyce – bass