ニューウェイヴ・オブ・オールドスクール・デスメタル」という一見矛盾したムーブメントが2010年代に勃興した。
HM-2の再興、カセットテープの再評価といった懐古趣味に留まらずコズミック・キャヴァナス・ロッテン等の新概念を創造していく。 そしてハードコアとの協調体制によって「現行デスメタル」が爆誕するに至る。 ■Tribulation 吸血鬼ゴシックバンドとして喝采を浴びる俊英の狂的過ぎた初期 ■Blood Incantation コズミック・デス・ムーヴメントを起こし、価値観を塗り替える ■Black Breath OSDMリバイバルにおけるハードコア×デスメタルの先駆け ■Tomb Mold 日本RPG由来の名を冠した病的サウンドでシーンへ参じて激賞 ■Horrendous 新世代OSDMのブレイクスルー、エンジニアとしても名人級 ■Mammoth Grinder HCと関係が深い現行テキサス・デスメタルの黎明を駆けた逸足 ■Hooded Menace フードを被ったテンプル騎士団の骸骨をトレードマークに活躍 ■Dead Congregation ダークなデスメタルの新たな指標となった最重要名盤を生み出す ■Worm プリミティヴ・ブラックからデス・ドゥームの華麗なる方向転換 □Tribulation, Horrendous, Grave Miasma, Morbus Chron等インタビュー □はるまげ堂寄稿『考察 ロッテン・デスメタル』鼎談RECORD BOY&Mortal Incarnation A5判 272ページ 村田恭基氏・著
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