ポストメタル・ガイドブック:思索を促す轟音と静寂 (世界過激音楽 27)
近藤知孝(著/文) スラッジ特有の重厚感に、ポストロックやシューゲイザー的繊細さを加えたアトモスフェリックな音像を主武器とする、ポストメタルの様式が完全に確立されていった ●Neurosis あらゆる暗黒音楽の父たる、涅槃に達したポストメタルの始祖 ●Isis 美しさと轟音が薙ぎ倒すアトモスフェリック・ヘヴィネス ●Pelican 「ポスト・エモ・ストーナー・デスゲイズ」を自認する叙情派の雄 ●Amenra ハードコアから世界最重量級メタルへ転身 ●Gojira 五輪のパフォーマンスで度肝を抜いたエクストリームの帝王 ●Jesu 重たくメランコリックな美しさを放射する天上のシューゲイザー ●Cult of Luna スラッジ基盤にアトモスフェリックな轟音美を確立する ●Russian Circles ギター・ベース・ドラムによる三位一体の轟音アンサンブル ●Intronaut ジャジーな静寂と圧の強い轟音をスムーズに行き交うアンサンブル ●Godflesh 破壊的なビートを操るインダストリアルメタルの金字塔 ●Russian Circles, Pelican, Cult of Luna, The Ocean, Amenra, Year of No Light, Kayo Dot, Kowloon Walled City, Dvne, Morne等のインタビュー ●GRUMBLE MONSTER特別寄稿「ポストメタルを通して未知と出会う」等のコラム 243アーティスト/563作品紹介 A5判 192頁
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