スウェーデンのメランコリック・メタル・バンド、カタトニア。その結成は91年にさかのぼる。もともとはドゥーミーなデス・メタルをプレイしていた彼ら。93年に『Dance of December Souls』でアルバム・デビュー。96年のセカンド・アルバム『Brave Murder Day』は、抒情的デス・メタルを極めた作品であり、エクストリーム・メタル史に残る名盤である。その後クリーン・ヴォーカルを導入し、ゴシック成分を増大させていったカタトニアは、より幅広いファン層へのアピールに成功。大人気バンドへと成長した。