1980年代初頭にアメリカ西海岸を中心に勃発した新たなヘヴィー・メタル/ハード・ロック・ムーヴメントはミュージック・シーンを席巻、日本では〈LAメタル〉と呼ばれる。そして数多くのバンドがデビューし、新たな〈産業ロック〉として世界的なものへと拡大していく。そのムーヴメントの中心バンドの一つであるドッケンは、アルバム・リリース毎に着実にスターダムの道を歩むが1988年にメンバー間の確執から解散する。そんなドッケンのデビュー直後のライヴ・アルバムが登場!1981年にドン・ドッケンは自らの名を冠したバンドを結成、フランスのカレラ・レコードと契約しデビュー・アルバム『ブレーキング・ザ・チェインズ(原題:Breaking The Chains)』を1982年にリリースする。このアルバムのプロモーションの為に同年1月14日にドイツのテレビ・ラジオ局の番組での為にスタジオ・ライヴを行いヨーロッパ各国で放送する。本作はこの放送時の音源によるライヴ・アルバムであり、ギター&ベース・ソロを含めてスタジオ・ライヴの模様を完全収録している。このファースト・アルバムをリリースした時点でドッケンのサウンド・スタイルは確立している。ドン・ドッケンのハード&ソフトなヴォーカルと、エッジを効かせた切れ味のあるジョージ・リンチのギター・プレイは秀逸!オリジナル・メンバーとして参加しているファン・クルーシエがこのアルバムのツアー終了と同時にラットへ参加するため脱退するだけに、ファンにとっては貴重なライヴ・アーカイヴだ。ボーナス・トラックとして1984年の北米ツアーのライヴを6曲追加収録
■ Radio Bremen Television Studios, Bremen, Germany 14th Jan 1982 1 パリス・イズ・バーニング Paris Is Burning 2 ヤング・ガールズ Young Girls 3 アイ・キャント・シー・ユー I Can't See You 4 イン・ザ・ミドル In The Middle 5 ナイトライダー Nightrider 6 ブレーキング・ザ・チェインズ Breaking The Chains 7 セヴン・サンダーズ Seven Thunders 8 マイ・リトル・レッド・ブック My Little Red Book 9 フェロニィ Felony 10 ベース・ソロ>スティック・トゥ・ユア・ガンズ Bass Solo > Stick To Your Guns 11 ギター・ソロ Guitar Solo 12 ウィー・アー・イリーガル We're Illegal ■ Eagles Ballroom, Milwaukee, WI, USA 26th Feb 1984 13 パリス・イズ・バーニング Paris Is Burning 14 ゴーイング・アンダー Going Under 15 イン・ザ・ミドル In The Middle 16 ギター・ソロ Guitar Solo 17 リヴ・トゥ・ロック Live To Rock (Rock To Live) 18 ブレーキング・ザ・チェインズ Breaking The Chains
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