テキサスのDEATH METAL新星、DEATH FILE REDは、モンド映画、とりわけ「ショキュメンタリー」映画に大きくインスパイアを受けた5人のデスメタルヘッドによる新バンド。バンド名はビデオバブル期に登場した日本製ビデオショキュメンタリー「DEATH FILE:RED」から採られている。ここで聴けるサウンドはダウンチューニングでエフェクターを大きくかませたバズソウリフに、緩急付いたパートが交錯し、世紀末を歌い上げる断末魔の如く咆哮が鳴り響く渾身の5曲がえぐいテンションで絡みます。ジャケットアートに散りばめられたショッキングな画像はもとより、こけおどしのサンプルなどを一切使わず、音のみで勝負する潔さ!雰囲気的にはCOFFINSやSLIMELORDあたりの雰囲気に近いと感じました。VoはZero Dimensional (Maa Productions)から国内盤も出ていたデプレッシブブラックメタルバンド、NOW EVERYTHING FADEの人で、全く雰囲気が異なります。バンド自主制作によるデビューEPで、メディアはPro-CDRです。ジャケットでときめいたバブル世代の方は絶対にチェックのほどよろしくお願いいたします!推薦盤!
1. Inhumanitarian 2. Incision 3. Spear of Ten-Thousand Suns 4. Self-slaughter Sepulcher 5. Hosogami
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